Rainbow Diary -460ページ目
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初・ハーレクインコミックス



著者: ロバータ・レイ, 細倉 ゆたか
タイトル: 夢見たものは

ハーレクイン。
小説は沢山読みましたが、漫画は初挑戦なのです。

ハーレクインは小説で読むから楽しいのであって、漫画にするとちょっと物足りないんじゃないのかね?と思って今まで手を出さなかったのですが、オークションでとってもお安く落札してしまいましたよ。
あっはっは。

んで、まぁ落札して届いたもんだから早速読んじゃうワケ。

小説所要時間は小一時間。
漫画所要時間は20分足らず。

……やっぱり物足りない。

あのね。
小説で読む時の、あのやたら美人だったり美男だったりの描写が素敵なの。
髪の色だの波打ち具合だの、目の色だのそれを縁取り睫毛だのを細かく描写してる、それが好きなの。
肌のきめ細やかさだとか、ドレスアップしたときの艶やかさだとかね。
漫画にしちゃうとそう言うのは全て漫画家さんの腕の見せ所と言うか、描き具合によってしまうワケですね。

あ~っ!何かやっぱり物足りないっ!

……って思うんだけど、思ってたよか酷くなかったんだ、実はこれが。

初・ハーレクインコミックスがこの漫画家さん(細倉ゆたか)でラッキーだったと言うべきなのかな?
それとも原作者が良かったのかな?よく分からないけども、素直に面白って思っちゃったよ。

ロレーヌ面白い。
テンパってる様子とか、気合い入ってる様子とか、打ちひしがれてる様子とか、コミカル。

内容はやっぱりハーレクインのお約束てんこ盛りなんだけど、なかなか笑えたのね。
おお、コミックスも悪くないじゃん!みたいな。

また安く入手出来たら読んでも良いかな。

次は何時。



著者: 若木 未生
タイトル: 真・イズミ幻戦記―暁の国〈1〉

こちら、久し振りに再読。
集英社のスーパーファンタジー文庫から出てたイズミ幻戦記の続編です。


ギャーッ!何てコトになってんのよぉ~!!!

ってところで終わって音沙汰なく、
もう書かないのかな……(涙)
と、諦めてた頃に出たこの続編は徳間デュアル文庫から出版。
イズミ幻戦記から「真・イズミ幻戦記 暁の国1」と名前を微妙に変えて。

いや、別にタイトルは気にならないんだ。
よぅは中身だよ中身。

で、読んだら。

あああああああああ~んっ!!

って、悶絶しました。

どうしよう、哀しいよ。辛いよ!滅茶苦茶苦しいよ!
切ないよ~(号泣)

前回まで聖が好きになれなかったんだけど、今の聖は凄い好き。
その調子で省吾を助ける(?)と言うか、繋ぎ止めると言うか、して欲しい。(←この読者、言葉を知らないのでどう表現して良いか話からに模様)

もう、気になるところが一杯あるの!
気になり過ぎて夜も眠れなくなりそうなくらいなの!

……だけどね。
気が付きゃこれ読んでから既に2年近く。
未だ続きは出ておりません。

生殺し?

いや、前も5年位まったワケだから、2年なんてまだ短いのかも知れないけど、面白い内容だけに本当に待つ身は辛いよ。

あのね。
これ、初めて読んだのは確か中学の頃だったと思うのね。
うーん、中2か中3かな。

「あははv省吾と拓巳の年齢追い越しちゃったv」
とか笑って早数年。
もう、彼の年齢に近付きました。
きっともうすぐ彼女の年齢。

本の世界の登場人物が年を取らないなんて当たり前!それをリアルな読者が追い越しちゃうなんて普通!
……でもやっぱり、若い感性で読みたい本ってのもあるワケで。

若木未生先生、お願いします。
この読者の脳が老化しないうちに、完結。
お願いします……。
切実に。

世界観。



著者: 竹宮 惠子
タイトル: Mirage(ミラージュ)―竹宮惠子SF短篇集

うーむ、何て言うんだろう、この独特の世界観。
昔の漫画なのに全然古臭い感じがしない。
SFなのに、SF過ぎない。
哀しいけど、ちょっと楽しかったり、面白いけど、何だか怖かったり、色んな感情が心に残る漫画だなぁと思う。

基本的に面倒臭そうなのとか、続き物とか、よく分かんない言葉の沢山出てくる本ってのは、漫画でも小説でも何でも、避けて通っちゃう読者なんだけど、この人の本は、見付けると読んでみようって気になるから不思議。

「地球へ…」とか「11人いる!」とか、古いSF漫画なんか興味ないよ!って思ってたのに、一気に読んじゃったもんね。
何か無性に惹き付ける力があるんだな~と、思ったりする。

この本の前書きに、「自分の作品にはSFと呼べるものは数少ない、殆どがモドキである」って書いてるんだけど、わたしゃそのSFもどきが好き。
完全なるこてこてのSFなんかよりかなり好き。

ところで、わたしあんまり「少女コミック」とか「フラワーコミック」とかって雑誌を読んだコトがないので分からないんだけど、ああ言うのはコッテコテの恋愛漫画が多いんじゃないのかね?
その中でこの人の漫画って、浮いてたんじゃないかな(笑)普通だったのかな(笑)

可愛いじゃないか……☆



著者: 山口 美由紀
タイトル: フィーメンニンは謳う (第1巻)

「キュートなハートフル・ファンタジー」と言う言葉に惹かれたんじゃなくて表紙の絵(主人公のリーナ)の可愛さに惹かれたんだよ。
この漫画家の本は「タッジー・マッジー」と「朝からピカ☆ピカ」しか読んだコトないんで、どんなもんかね、まぁ暇潰しになりゃ良いかねと言う感じで購入したんだけれども、学習しました。

続き物漫画は全巻揃えて買え

ん~にゃ~っ良いところで待て次号かっ!!
と、ちょっとガックリ。
いや、自業自得なんだけど。

キラキラした可愛い女の子が出てて良いじゃ~ん!妖精界がどうとか言う内容は少々眠気を誘うけど……とか思いながらお布団の中で読んでたら、これがもう、スッキリ目が醒めた!

勿論女の子も可愛いんだが!(←リーナとミルッヒであってファーは除外)
それよりも何よりも、少年達が可愛いじゃないか~!!わっはっは。
美少年・シルヴィ。
ポーカーフェイスなユリウス。
オッケーオッケー、どっちも外見は文句ないですYO!
とか思ったけど、わたしゃフェロールに1票ね。
黒髪キャラ最高。
そしてラミアドナを「お嬢」と呼ぶところ。
何か可愛い。
無性に可愛い。

これって文庫は全2巻なの。
読みたい。
読みたい。
読まなきゃならん!
読まなきゃ続きが分からない!
……けど、読み終えるのが何だか勿体ない。
そんな感じのする漫画。

ううう。
2巻探して来なくっちゃ!

美少女3人。



著者: 垣野内 成美
タイトル: 吸血姫美夕 1 (1)


著者: 垣野内 成美, 平野 俊貴
タイトル: 吸血姫(ヴァンパイア)美夕 (2)

初めてこの「吸血姫美夕」を読んだのは、確か小学5年か6年の頃だと思う。
古本屋で見付けた1巻を、絵の綺麗さに引かれて購入。
続刊が出ていたと知ったのは高校に入ってからで、漫画好きの友人が持っていたのを貸して貰いました。
何巻まで読んだのか記憶にない。
そして、西洋神魔編にあまり気を惹かれなかったので適当に読み流したような記憶があります。
そんなワケで、古本で文庫を見付けたので取り敢えず2巻まで購入して改めて読んでみたのですが。

1話1話こんなに短かったっけ?と思うくらい短い。
物足りないくらい短い。
そして、あっと言う間に西洋神魔編突入。
西洋神魔編に突入したら突入したで、ごっそり新キャラが出てきた!

この読者、ウッスラパー(BYペルシャ)なので、あんまり沢山登場人物がいると読む気を無くします……(遠い目)

しかもあっと言う間に美夕やられてるし!

え?
美夕割と弱い?
口だけ?

とか思っちゃった。
勿論、復活したら巻き返してくれるんでしょうけどね。

神魔界とかの成り立ち(?)がよく分かんないので、突然出てきた夕維とか爛火とか一狼とか一体何者!?って感じが……。
もうちょっとちゃんと読んだら分かるのか、続きを読めば分かるのか……。
地道に次巻も(中古で)買い揃えてみようかなと思う次第。

因みに、美夕は凄い可愛いと思う。髪型も衣装も。
夕維も可愛い。猫っ毛っぽいし。
爛火もかなり良い感じ。

この人の漫画って、可愛い女の子が多くて好きだ。


うーむ、惚れた。



著者: 今 市子
タイトル: 孤島の姫君

今市子さんの本を読んだのは昨年。
「百鬼夜行抄」が初めてでした。
誰かに勧められたとか、内容を見て面白そう~vと思ったワケではなく、暇潰しに読む本を探していたときに、表紙の絵の綺麗さに引かれて買ったのがきっかけです。
それがもう、読み始めたら面白いの何の~!!
うーむ、これは嵌ったな。
と、古本屋で(←貧乏だから)せっせと全巻揃えたのですが、勿論、1作読むと他の作品も読みたくなってくるもんです。
てなワケで、古本屋で見かけるたびに購入しておりまして、「孤島の姫君」もそんな1冊。

短編集で6作品が収録されています。
絵が綺麗なのはもう、今更言うまでもないんだけれども、この漫画家の描くキャラクターが無性に好き~。
ツボにざっくり入って来ます。

「沈黙」のヤノシュのアホっぷり(失礼!)がたまらーんっ!
「真夜中の食卓」のルドルフが間抜け~っ!
「孤島の姫君」のヨナが何だか好き~!

……とか思いながら5作品読みまして。
あとがき漫画かな?と思いながら読んだ「美しき獣たち」でノックダウン。
わたくし、猫飼いの身なのであまり鳥に興味がないんです。
いや、昔インコを何羽か飼っていたので好きは好きなんだけど、猫と一緒に飼うとどうしても弱肉強食でね……。
なるべく鳥やネズミの類は見ない方向で生活しておりましたので、猫漫画はあれこれ読んでも鳥漫画は読んだコトがなかったのですよ。

それがもう、この「美しき獣たち」ときたらっ!

え~!鳥ってそんな生き物なの!?どうしよう、可愛いじゃないか!阿呆じゃないか!間抜けじゃないか!

って、そんな感じで。
本当に、面白かったの……。
前の5作品よりも笑えてたまんなかったの。

鳥に惚れた!

……と言う訳できっと、今度この漫画家の文鳥漫画を見付けたら買ってしまうんだろうな……。

奪い婚。



著者: サリー ウェントワース, 前田 雅子
タイトル: 引き裂かれた肖像画

ハーレクインが好きです。
もう、コレがないと生きていけない!って程ではないけれど、割と普通に馴染んでます。
子供の頃から家にあったからかも知れませんね。
起承転結がハッキリしてて、尚かつ絶対にハッピーエンドと言うところがもの凄く好き。
別に恋愛に興味はありません。
男がやたら将来有望だったり、女が絶対に美女だったりするお約束さえ気にならなければ、普通の恋愛小説より簡単に読めるんじゃないかな。
どろどろしたところがないから、暇潰しにはもってこい。

そんなワケで、昨日読んだ「引き裂かれた肖像画」を紹介。

主人公は画家のスカイ。
従姉妹のジョディにブライドメイドを頼まれて訪れたバハマ諸島の小島で、よりにもよってジョディの婚約者であるセインに恋をしてしまう。
恋したって相手は結婚の決まった男。
忘れよう、諦めようとしたスカイだけれど、一度燃え上がった恋の炎はそうそう簡単には消えない。
その上、プレゼントに肖像画を描いて欲しいとジョディに頼まれ、2人きりの状態でスカイの肖像画を描くコトに……。

お約束ですが、勿論2人して燃え上がってしまいます。
セインはこの婚約は間違いだったと、破棄を口にする。セインの家族も万々歳。ジョディを傷付けたくないと戸惑いながらも、ついつい正直に恋に溺れてしまう(?)スカイ。
婚約破棄を言い渡されて逆上したジョディに夜のセントラルパークに放置されたスカイ。セインに助けられて事なきを得たけれど、問題はジョディ。
婚約指輪を投げ捨てて、元恋人のスコットに鞍替えしようとしたけれど、スコットは実はセインの妹・アンジーと復縁済み。
そこにスカイの兄・ジェームズが現れて……。

おいおい、そこでジェームズを(突然)出してくるかー!と、結末はちょっと無理矢理っぽい感じだったけれど、面白いのは面白い。
何が面白いって、ジョディ。
馬鹿丸出しでちょっと哀れなくらい。
どうせならもっとイヤな女だった方が「ざまぁみろ!」って楽しめたかも知れないのにね~。
スカイもスカイで良い根性しています。
あんた本当にジョディに悪いと思ってる?と疑いたくなるくらい。

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